この度は弊社のホームページをご覧頂きありがとうございます。スタジオチクタク代表の田原と申します。私はチクタクの運営、撮影、セミナー講師をする傍ら、国宝 石清水八幡宮の専属七五三フォトグラファーとして撮影のプロデュースをさせて頂いております。このようにパッと文字で並べてみると、写真業界に精通しているような雰囲気を出していますが、フォトグラファーとして活動を始めた2015年までは、児童養護施設という虐待を受けた子どもを預かり育てる施設で6年間、指導員をしていました。そこで150人近くの子ども達や家庭との関わりを経た後に、フォトグラファーに転身したという少し変わった経歴があります。その経験もあり、私がプロデュースする撮影サービスは、ただ写真を残すだけではなく、家族に寄り添い、お子様の自尊心を上げ、成長を一緒に喜ぶことができるような撮影サービスでありたいと考えています。
チクタクにご依頼を頂くお客様から「記念写真を撮りに行ったけど、ぐずってしまって撮ることができなかった」というご相談をよく頂きます。記念日の写真を撮ろうと写真館に行ったのに、泣いてしまったり、言うことを聞かなかったりすると「うちの子はダメだ」と心が折れてしまうことありますよね。でもそれは、子どもにとっては決して特別なことではなく、初めての場所、初めて会う人から写真を撮られるというストレスのかかる環境では当然です。それに、撮影をする上で、素直に写真を撮らせてくれる子もいれば、初めての場所では緊張してうまく笑えない子、走り回って希望通りの写真を撮ることが難しい子。いろいろなお子様がいます。でも、それでもいいのではないでしょうか。
もちろん笑顔の写真に越したことはありません。私も技術をもって、緊張をほぐしたり、笑顔を引き出して撮影をします。でも、緊張してもいい。泣いてもいい。拗ねてもいい。そんな一人一人の個性を受け止め、わんぱくな姿も思い出として昇華できるような撮影技術をもって、お子様のありのままの姿を写真に残し、後世に伝えていくお手伝いをする。それが私の求める『感情の宿る写真』であり、役目だと思っています。
写真をお渡ししたその時に「かわいい」や「嬉しい」と楽しんで頂いた後には、10年後、20年後、時間を超えて、ふと押し入れから出て来た時に「この時すごい緊張しててね」「あの時は走り回って大変だった」と、撮影をした当時にタイムスリップしたかのように色鮮やかな思い出話として蘇り、笑い合える。その時が写真に最も価値があり、最も楽しい瞬間だと思っています。そんな『時間と写真』の親和性を大切にする気持ちが『チクタク』の名前の由来です。
「うちの子ちゃんと撮影できるかな?」
そのような不安があればご相談ください。将来の宝になる良い写真を残すため、我々も一緒に考えたいと思います。
皆様の人生の中で大切なイベントを残すお手伝いをさせて頂けることを楽しみにしています。